ひ to り go と

こんな机のどこがいいの?

MacHard

人の机を見るのが好きだ。机の写真を見せ合うのは昔からインターネット上に存在する文化だけど、最近は Twitter でも #お前らのpcデスク周り晒していけという人気タグがあってたまに見ている。

そんなこともあってこのサイトでも何年かに一度ぐらい机の写真を載せているけど、数年前にそういう内容で書きつつも完成せず世に出なかった記事がいくつかあるのでそこから写真をリサイクルして今日の記事にすることにした。

テーマは...一度ぐらいは机そのものについてしっかりと書いておこう。別に高級感はないしオシャレでもなんでもなく平凡なただの事務机だけど手放せないのはなぜなのか。

余裕のある作り

天板は平均より大きめかもしれない 180 × 80 cm というサイズのもの。一人で使うのがもったいないぐらい余裕がある幅で奥行きも十分。たとえこの上で新聞紙を開いても問題なく Mac を操作できる。

もう 20 年近くも前の製品なので表面には細かい傷がいくつも見られるのだけど、家具というのはコンピュータと違って古いことが必ずしも悪いことではない。当時のとにかく重いブラウン管ディスプレイを想定しているだけあって非常に作りがしっかりしているのだ。現在の液晶ディスプレイや Mac を 5、6 台置いたところでびくともしないし上に布団を敷いたらぐっすり寝ることができるレベルの安定感。これに慣れると近年定番として紹介されている机がどれも頼りなく見えてしまう。ただしあまりにも重いので模様替えは一苦労...

巨大ポケット

ところで、世の中の机写真を見るとほとんどの人が壁の手前にぴったりと机を置いているのだけど、ずむ屋では机の向こう側には必ず空間を設けている。これにはすぐ目の前に壁があるのが嫌だとか Mac を目の前にしていても目のピントを気軽に大きく動かす体操ができるといった理由があるけど、一番の理由は机の背面に存在する。

全体が開くようになっていて

何でも入ってしまう。とにかくお気に入りの機能。広くて熱伝導性も高いから熱がこもらないのでどんなものでも安心して格納できる。右端、Wii U の巨大 AC アダプタだってこの通り。

よく「電源コードは束ねてはいけない」という話を常識として耳にするけど普通に電化製品を何台か設置したらどこにもそんな余裕はない。“ケーブル収納ボックス”みたいな製品も売っているけど、足元で場所を取って掃除機をかけるにも邪魔だしスリットから出入りするケーブルが何重にも重なったら機器を入れ替えるだけでも大変である。180 cm もの幅でゆったりと配置ができる背中ポケットはケーブル配線の悩みを解決してくれる唯一の手段なのだ。

Mac ではなく机が母艦

iMac はディスプレイサイズの割に場所をとらないデザインである反面、あとから機能を増やすには外付けで機器を増やす必要がある。例えば HDD を増やすにしてもタワー型 PC だったら内蔵してしまえば机に増えるものは何もないので長い目で見たら実はすっきりするのだけれども、iMac のために 3.5 インチの外付け HDD が机の上に並んでいたら「コンピュータはどこへ消えたのだろう」とは言えなくなってくる。しかも各周辺機器の電源アダプタが意外にかさばる。

先ほどの写真をよく見ると外付け HDD やアンプが入っているように「機能は欲しいけど机の上に存在する必要がない」ものはとにかくここに格納していて、それらの電源もこの中で配分している。カバーをしてしまえば机からは 1 本の電源コードが出ているだけ。入れたものは動作はするけど形としては存在しなくなる。まるで「机に機能を追加している」感覚になるのだ。この機能は Mac を含めた机全体に対する考え方を変えてくれた。

机の中からググググと HDD の動作音が聞こえてくるとまるで机全体が巨大な PC のよう。机が“母艦”であり、Mac なんてその中の処理部にすぎない、そう考えれば Mac の拡張性のなさだって問題ではなくなってしまった。Mac に足りない機能は机に内蔵すればいい。保証が消えるのを気にしながら特殊ネジと接着剤だらけの Mac を分解して部品交換する必要はないし、視界に入らないから中途半端に Mac のデザインを意識した周辺機器を選ばなくていいのだ。昔と違い外付けの機器であっても USB 3.x の速度があればほとんどの用途がカバーできるから実用的な運用だと思う。

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