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元号やキーボードが切り替わっても

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10 連休が始まっている人々を横目に今日まで通常運行。それどころか普段より忙しくなるなか「10 連休のなかどうお過ごしですか?」「旅行で〜〜に来てます。」「平成最後の〜〜!」などの話が耳に入るたびつらい気持ちに。こういうやる気のなくなる状況でも働く意欲を向上させる方法はただ一つ、作業環境を快適にする新兵器の導入だ!

切り替え機

職場の机では Mac と Windows それぞれのデスクトップマシンを行き来しながら作業しているため各ディスプレイのほかにキーボードも 2 つ存在。どちらもテンキーのないコンパクトなものだけどそれなりに重いし場所をとる。両方並べるほど余裕がないのでマシンを変えるたびに片方を奥に下げて他方を手前に置くのだが、かなり無駄な作業である。

そこで導入したのは地味だけど USB の切り替え機。装置から 2 つ伸びている A 端子をそれぞれを別の PC に接続しておき、マウスやキーボードなどの周辺機器をこの装置に接続、手元のボタンを押すと 2 台の PC のあいだで周辺機器を差し替えたかのように動作してくれる、そんな装置だ。

自分は各プラットフォームのネイティブな世界観を大切にしている1ので「Mac には純正キーボード」派だったのだが、ちょっと前に Windows PC 用に買ったキーボードをわりと気に入った2のと、US 配列だと PC 用も Mac 用もほとんど修飾キーの数が変わらず設定で入れ替えれば Mac に PC 用を繋いでも違和感なく使える3ことがわかったので、そちらに一本化する試みである。

コンパクトな切り替えスイッチだけ表に出せる

導入結果

👍

  • 机がすっきり!
  • この製品は切り替えスイッチだけ独立して手前に置けるので本体や USB のごちゃごちゃした配線を奥に隠せる。

👎

  • OS 固有の操作で混乱するようになった。Windows で command キーを使おうとしてしまう。
    これまで Windows と macOS の配列や操作の違いに自然に対応できていたのは物理的に触れるものが異なっていたからという理由が大きいらしい...
  • 非アクティブな方のマシンの画面を見ながら作業していてもそちらのスクリーンセーバが起動してしまうことが増えた。とっさにキーを叩くと意図しない方の画面が反応... これまでは無意識にキーを叩いてスクリーンセーバを防止していたらしい。
  • ちょっと別の作業をしたり机を離れるとどちらがアクティブなのか簡単に忘れる。Mac でちょっとスクロールしたくてスペースバーを押したのに Windows 上の Excel が編集されてしまう...!
  • 切り替えボタンを押してからすぐに操作すると keyUp のイベントが取れなくなるみたいでっっっっr連打というか押しっぱなし扱いになってしまう。5 秒ぐらい待つ必要あり? これは Mac に接続されたキーボードを Karabiner-Elements が認識するまでの時間である可能性もあるが。

結論

キーボードが切り替わるようになると逆に頭が切り替わらなくなるようだ 😇

ディスプレイ入力も切り替えてくれる製品だと混乱しないだろうけど、他方の画面を見ながら作業することが多いため使う予定はない。


  1. Classic Mac OS 時代は「Windows の Mac 化カスタマイズ」にのめり込んでいたのだけれども。 ↩︎

  2. これ(→ Amazon.co.jp:ARCHISS ProgresTouch TINY 英語配列、茶軸)。自宅用にも買った。 ↩︎

  3. でも Mac を触る体験のなかに Windows ロゴが存在するのはちょっと嫌だ。 ↩︎

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